ドラム音源「MT Power Drum Kit 2」のMIDIパターンがDAWにドラッグ&ドロップできない際の解決方法

フリーのドラム音源「MT Power Drum Kit 2」。内蔵のMIDIパターンも豊富で、ロック系のドラムの打ち込みに重宝されている方も多いと思います。

 

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本来なら作成したMIDIパターンはDAWにドラッグ&ドロップで即DAW側に投下されるはずなのですが、環境が変わったせいかそれができなくなってしまいました。その際の対策方法を2つ紹介します。

 

① MIDIOUTを使ってMIDI録音をする

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

詳しくはこちらのyahoo知恵袋を見て頂けば分かります。簡単に言うと「音源側のMIDI OUTをONにしてDAW側で録音する」ということです。ちなみに私の使っているStudio One 3ではこの方法は不可能でした(Studio One 3のインストゥルメントトラックのMIDI IN設定が分からない)。例え出来たとしてもクオンタイズがちょっと面倒だったりします。

 

② 勝手に書きだされる中間ファイルを利用する

実はMT Power Drum Kit 2の「Grooves」から「Composer」にドラッグ&ドロップ

されたMIDIパターンは、PC側のライブラリ→ドキュメントのディレクトリに「mtpwk.midi」として保存されています。このmidiファイルをDAWで読みこめばMT Power Drum Kit 2のMIDIパターンがDAWで使えるようになるわけですね。

 

この中間ファイルが更新される条件はよく分かっておらず、最後に読み込まれたMIDIパターンだったりComposerの最初だけだったり中身全体だったりします。ただMIDIパターンをそのまま扱えるので①よりは手軽に使えるのではないでしょうか。

 

Studio One 3の場合なら内蔵ブラウザからのドラッグ&ドロップで一発ですね。多少面倒ですけど随分ラクになりました。

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この記事で問題が解決した方がいらっしゃれば幸いです。

もしかしたらこのドラッグ&ドロップ機能はフリー版では使えない仕様だった気がしてきましたが多分気のせいでしょう。皆さんの快適なDTMライフが続くことを祈っています。